👶 赤ちゃん・高齢者がいる家庭の被災対応

更新: 2026年7月29日

赤ちゃん: ミルクは「お湯なし」の選択肢を知っておく

  • 液体ミルクは開けてそのまま飲ませられ、お湯も水も要りません。断水・停電時のいちばんの味方です。常温保存でき、賞味期限は製品によって半年〜1年程度。
  • 哺乳瓶が消毒できない時は、使い捨て哺乳瓶や、液体ミルクに付けられるアタッチメント(乳首)が便利です。紙コップやスプーンで少しずつ飲ませる方法もあります。
  • 粉ミルクを使う場合、調乳には一度沸騰させたお湯(70℃以上)が必要です。お湯が確保できない状況では無理をせず液体ミルクに切り替えを。
  • 母乳育児中の方は、ストレスで一時的に出が変わることがあります。焦らず、水分と食事、休める環境の確保を優先してください。

おむつ・おしりふきが手に入らない時

  • おむつは店頭で真っ先に品薄になります。残りが少なくなったら早めに離れた家族に送ってもらうのも手です(サイズを正確に伝える)。送り方は支援物資の送り方へ。
  • 応急的には、おむつの内側にタオルやガーゼを敷いて「中だけ交換」すると消費を減らせます。
  • おしりふきは体ふき・手ふきにも使える万能品。多めにあって困りません。

高齢の家族: 我慢とためらいが一番のリスク

高齢の方は「トイレが近くなるから」と水を控えたり、「迷惑をかけたくない」と体調不良を言い出せなかったりしがちです。周りからの声かけが重要です。

  • 水分と食事を意識して勧める。脱水は体調悪化の入り口です。
  • 大人用おむつ・尿とりパッドも店頭で品薄になりやすい物資です。必要な家庭は早めに確保を。
  • 毎日飲んでいる薬が流されてしまった・切れてしまった場合は、お薬手帳(またはスマホの薬の記録・写真)を持って救護所・避難所の医療班に相談してください。手帳がなくても薬の名前が分かれば対応してもらいやすくなります。
  • 足腰が弱い方は、避難所ではトイレに近い場所を確保できるよう運営に相談を。夜間の移動が減るだけで転倒リスクが下がります。

離れて暮らす高齢の親を支えるには

  • まず住所検索で親が住む地域の停電・断水・避難情報を確認し、状況を把握してから電話すると、聞くべきことが絞れます。
  • 「何かいる?」より「○○を送ろうと思うけどどう?」と具体的に聞く方が、遠慮されずに済みます。
  • 自治体の防災メールや安否確認サービスに家族側が登録しておくと、次からの初動が速くなります。

参考: 消費者庁・厚生労働省の乳児用液体ミルクおよび避難生活に関する公表資料を基に、一般的な工夫として整理したものです。授乳・服薬・体調については医師・薬剤師・救護班に相談してください。