🔍 災害時のデマ・誤情報の見分け方
更新: 2026年7月29日
災害のたびに、デマは必ず流れる
過去の大きな災害では、動物が逃げた、外国人が犯罪を起こしている、○時に大きな余震が来る、といったデマが毎回のように拡散されてきました。多くは悪意ではなく善意のシェアで広がります。「みんなに知らせなきゃ」という気持ちが、誤情報を運ぶエンジンになってしまうのです。
怪しい情報の典型パターン
- 出典がない: 「自衛隊の友人から聞いた」「知り合いの市役所職員によると」など、確認できない又聞きの形。
- 時刻を断定する予知: 「今夜○時に震度7が来る」— 地震の日時を特定した予知は現在の科学ではできません。この形の情報はその時点でデマと判断できます。
- 古い情報の再利用: 過去の災害の写真・動画が「今の被災地」として流れる。画像検索で過去のものと分かることが多い。
- 感情を強くゆさぶる: 恐怖・怒り・「拡散希望」の文字。冷静さを奪って考える前にシェアさせるのが誤情報の型です。
- 本物そっくりの偽アカウント: 自治体や電力会社をかたるアカウント。認証マークやアカウント作成日、過去の投稿を確認。
シェアする前の3つのチェック
- ① 誰が言っているか — 発信元は公的機関・事業者の公式か。個人の投稿なら根拠が示されているか。
- ② いつの情報か — 発表日時はあるか。災害時の情報は数時間で古くなります。日時のない情報は価値が判断できません。
- ③ 公式で確認できるか — 同じ内容が気象庁・自治体・電力会社・水道局などの公式発表にあるか。公式に見当たらない「重大情報」は、まだ確認できていない情報として扱う。
3つのうち1つでも欠けるなら、シェアは保留するのが安全です。正しい情報でも、古くなればデマと同じ働きをすることも覚えておいてください。
公式発表へのたどり着き方
災害の最中に、各機関の公式ページを一つずつ探すのは大変です。当サイトの住所検索は、地域の地震・停電・断水・通信障害について、気象庁・送配電会社・自治体・水道局の公式発表と公式ページへのリンクを発表時刻・出典つきでまとめて表示します。「まず公式にたどり着く」ための入口として使ってください。
当サイト自身も、SNSリンクを載せる場合は「速報性優先の参考情報でありデマが含まれ得る」ことを明記する方針です。最終確認は必ず公式発表で行ってください。
もし誤情報を広めてしまったら
気づいた時点で投稿を削除し、可能なら「誤りでした」と訂正を出しましょう。訂正は恥ずかしいことではなく、被害の連鎖を止める立派な行動です。
参考: 総務省の災害時における情報流通に関する公表資料・気象庁の地震予知に関する解説を基に、一般的な注意点として整理したものです。