🚽 断水中のトイレどうする? 非常用トイレの使い方と必要な数

更新: 2026年7月29日

まず: 断水中・排水管が壊れているかもしれない時は「流さない」

断水中でも、お風呂の残り湯などをバケツで流し込めばトイレは流せます。ただし地震の後は要注意です。建物内や地中の排水管が壊れていた場合、流した汚水が下の階や道路で漏れ出し、集合住宅では深刻なトラブルになります。集合住宅では、管理会社や自治体から「流してよい」と案内があるまで水で流すのは我慢し、非常用トイレに切り替えるのが安全側の行動です。

非常用トイレ(凝固剤タイプ)の使い方

市販の非常用トイレは「袋+凝固剤」のセットです。使い方はどの製品もほぼ共通です。

  • 便座を上げ、便器全体に大きめのポリ袋を1枚かぶせる(便器が汚れるのを防ぐ外袋)。
  • 便座を下ろし、その上からもう1枚の袋(排泄用の内袋)をかぶせる。
  • 用を足したら凝固剤をふりかける。数分で固まり、においが減る。
  • 内袋だけを外して口をしばり、ふた付きバケツや段ボールにためる。外袋は繰り返し使う。

専用品がない場合は、ポリ袋+ちぎった新聞紙・ペットシーツ・紙おむつでも代用できます。

必要な数の目安: 1人1日5回 × 人数 × 日数

トイレの回数は思っているより多く、1人1日5回が目安とされています。例えば4人家族で3日間なら 5回×4人×3日=60回分。市販の「50回分」パックが1つでは足りない計算になります。断水が長引く地域では、追加の調達を早めに考えてください。

使用後の保管とごみ出し

  • 使用済みの袋は、ふた付きの容器か、口をしばって段ボールにまとめ、ベランダなど生活空間の外に置く。
  • ごみの区分や収集方法は災害時に自治体が個別に案内します。通常の燃えるごみに出してよいかは自治体の案内に従ってください
  • 手指の衛生も忘れずに。水が使えない間はアルコールウェットティッシュ等を使い、食事の前は特に念入りに。

あわせて確認

お住まいの地域の断水・給水情報はトップページの住所検索から、水道局・自治体の公式ページを確認できます。

参考: 内閣府「防災情報のページ」・各自治体の災害時トイレ対策の公表資料を基に、一般的な手順として整理したものです。お住まいの自治体の案内が最優先です。